2009年03月08日
春の花うつし はじめに

梅は百花の魁
梅一輪、一輪ほどの暖かさ、まさしくそのとおりですね。
そして、梅は蕾より香あり、とかもいわれる。
桜は花を描き梅は枝を描く、これも納得です。

春の木と書いて椿、日本でつくられた文字、「国字」だそうです。
「日本書紀」のなかでは霊力」をもつ神秘の木とされている。
とっても魅力的」な花木です。
百花の魁で春のはじまりを告げてくれる梅とその名の通りの椿を組み合わせて、これから春です。

「近江路や湖よりひくき花菜畑」とか、列車で旅した車窓からそんな景色見たような気もします。
遠賀川の河川敷の延々と続く黄色の花の波に感動したこともありました。

蒲公英
昼間、開いて夕方は閉じるので、西洋では「牧童の時計」という愛称をもつのだそうです。
「たんぽぽが咲き 睡たさが風にのり」 同感です。


土筆
北の方の方言で「きつねのろうそく」とも呼ばれるそうです。民話がありそうな名前です。
ある日、店の前に流れるどぶ川の土手、枯れ草のなかにひっよこり頭をのぞかせって春を告げてくれました。
そして今はもう青々とした杉菜にかこまれています。久しぶりのいいお天気だったので、お散歩に出て摘んできました。
Posted by 赤まんま at 13:43│Comments(0)
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