箱と引出
玉手箱です。
玉手箱はおとぎ話の浦島太郎に登場する箱。
また、軽々しく開いてはいけない大切な箱のこと。
もともとは化粧道具を入れるためのもの。「玉櫛笥(たまくしげ)」が玉手箱となった。
浦島太郎の話では、浦島が、龍宮城からの帰りに乙姫から「開けるな」と言われて受けとることになっている。そして、禁を破って箱をあけてしまった浦島は、箱から出てきた煙を浴びて年寄りになってしまう。
この玉手箱には何が入っているのでしょう。
煙か、もやか、雲か、いえいえ、夢でしょうか
軽々しく開いてはいけない夢とは何だろう。
一昨年加賀の「ギャラリーふる田」で「わ座」六人展をした時に作ったのを思い出しながらつくりました。
久しぶりに箪笥に挑戦しました。
細かい仕事です。
階段箪笥も、10年ぶり位です。
布絵をはじめた頃はここの様な和の骨董家具を大工にでもなったつもりでつくりましたっけ。
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