2011干支 和紙葉書

赤まんま

2010年12月18日 10:46

まずは訂正というか言い訳を。
注連縄に紅白のシデをつけるには色が重なるので、紅のかわりに深い緑を使ったのですが、こうしてアップしてみると黒に見えるのでは?
縁起でもないことに見えそうで慌ててしまいました。
実際にはいい緑です。どうぞ悪しからず・・・・・・
失礼しました。

例年の通り官製はがきより一回り大きいサイズの和紙の葉書に。



似たような物が10枚出来上がりました。
と言ってもまったく同じものはありません。
あとは金文字の「祝」「寿」「福」などを入れる予定です。



余談の余談


先日訪問してくれた叔母から電話がありました。
叔母はその訪問は記憶にないようでした。
その上で毎度同じ会話なのですが、
「今、私は入院しているのよ、でもそれは何も心配する様な事ではないけどね。
お願いがあって電話したの。あんたなら小さい頃からのTのことを知っているでしょうから、いい人がいたら世話をしてね」と言う。
つまり、独身を通している息子の事を案じているのです。
「うん、わかった気をつけておくね」と、毎度答える。
東京から娘が帰って来て一時帰宅している、彼女は今お風呂に入っているから電話したそうだ。
「じゃあ、Kちゃんにもよろしくね」と言うと、
「それは言えないのよ・・こんな電話をするなと止められているから・・」と
「あっそうかゴメンじゃあいいよ、引き受けたからねおばちゃん」と言って電話を切る。
いろいろ忘れ去ったことも多いし、新たな情報も適当に省いてシンプルになっているようですが・・・頭がよく、状況判断もにもたけていた叔母は健在です。
少しのスキを見て電話をしてきたようです。
母というものはこんなにも子のことを思うものなんだと、つくづく感心してしまいます。
従妹たちからは「聞き流してね」と言われているから、私は電話をもらっても構わないのだけれど・・・
最初は丁度タイミングがよくて、縁談を進めてしまった。
本人に直接確かめなかった私の失敗だった。
相手の方に申し訳ないことをしてしまったのだけれども、
これまた、間に入った方も相手の方も出来た方々だったので、
かえって私がありがたい縁を頂いたような結果になった。
それから度々叔母からの電話を頂くが、毎度同じ会話をくりかえすことになった。
私も父母のそばで暮らしていたので、子供の気持ちがわかる。
でも、今だから分かるのかもしれないが、
親の生き方に添ってフォローすればよいことを、子供が「ああしろこうしろ」とうるさくすることなどないと思う。

付き添ってきた従妹から葉書をもらった。
訪問した時のお礼状です。
リラックスできたと喜んでくれた優しい便りです。
これが嬉しい。
幼い頃近くに住んでいて姉妹のように育ったのですが、
お互い成人し、結婚、子育てなどしているうちに縁遠くなっていました。
「お母さんを連れてそちらに行きたい」
と彼女が思ってくれたので久しぶりにゆっくり会うことができました。
これが叔母がくれた縁です。









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