記憶の中から
よく降りますね~。
<かえるの雨宿り>
この風景は見たことありません。
きっと、童話や絵本の中の記憶ですね。
梅雨のこの時期に一瞬<ハッ>とした幼い頃の記憶がある。
道端の雨水溜りに映る雨上がりの青い空と白い雲目に入った時。
おともだちの家の玄関脇の雨に打たれてみごとな紫陽花が目に入った時。
「何故、紫陽花と傘の風景を思いつくのか?」と聞かれました。
「え?同じ季節を想うからかな?ま~普通でしょ。」
でもこの風景も見てない。
初めて紫陽花に出会った雨の日の記憶と
もっと後になってからの、雨に濡れた石畳とのれんの奥の甕の傘たての記憶、
二つを合わせた合成の記憶でした。
記憶の中から引っ張り出して仕事しています。
聞かれたから気づいた。
変な日でした。
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