「ひな遊び」の覚書(3)
ひな祭りの歌の続き
(3) 金のびょうぶに うつる灯(ヒ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒(シロザケ) めされたか
赤いお顔の 右大臣(ウダイジン)
(4) 着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひな祭り
五人囃子の並び方は、能の囃し方と同じです。
向かって左から,
①太鼓(たいこ)
②大鼓(おおかわ)
③小鼓(こかわ)
④笛(ふえ)
⑤謡(うたい)
幼い頃父親に買ってもらったという雛人形をとても大切にしていた母でした。
ルース台風が鹿児島に上陸した時、いろんな物が塩水に浸かってしまったそうです。そのお雛様も。
五人囃子も頭は剥げ落ち、髪もボサボサになったのを私の父が修理した物を私達が幼い頃は飾っておりました。
小道具の楽器のバチなどは父がマッチ棒やなんかで作ってあったのを覚えています。大鼓のバチを持ってる子と小鼓を肩に抱えた子もいましたし、扇子を持った謡の子も思い出しました。
これは頑張って細かいところまで作ったつもりでした。なのに何を考えていたのかな。曖昧な記憶に頼ったつもりでなく、調べた上で制作したと思っていましたが、3番目と5番目の持ち物を間違えています。今度もう一度作り直すことにいたします。
お知らせ
↓
<お知らせ>
「春一番 おひなさま展」
鹿屋<ギャラリーあすか>にて
2月9日~3月14日まで
陶芸の里あすかのyo-koさんと二人の作品展です。
yo-koさんのひな人形は
<あすかのブログ>の方に私の撮影より良いものが載っていますのでそちらをご覧いただけると有難いです。
コチラをクリックしていただいても会場の様子をご覧いただけます。
葉曼陀羅ブログ
よろしくお願いいたします
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